ハチミツが白い理由


ハチミツの色や味、香りなどは花の蜜(ハチミツの蜜源)で決まります。

 

その他にも採蜜のタイミングや加熱の有無、ハチの種類やハチ達が暮らしている環境によっても違いが表れます。

 

キルギス共和国では古代から遊牧が行われ、"エスパルセット"というマメ科の植物が牧草の1つとして重宝されています。

 

花自体の栄養価が非常に高く、ミネラルやビタミンなどを多く含んでいることから、薬草としても使われています。

 

6月下旬になると辺り一面にエスパルセットの今様色(いまよういろ)をした花が咲き誇り、ハチ達はこの花から蜜を集めます。

 

エスパルセットの花の蜜は白っぽく、ハチ達がこの花から蜜を集めることによって白いハチミツが作られるのです。

 

また、その年ごとの最適なタイミングで採蜜を行うことによって、クリーミーでより白いハチミツが採蜜されます。

  

採蜜地は標高2000mの地域にあり、花が開花する6月下旬から採蜜を行う8月頃までの期間は気温が40℃近くなる日が続きます。

 

一方、9月に入ると雪が降り始め、雪解けの5月頃までの期間には雪が降り積り、気温が-20℃に達する日があります。

 

このような標高が高く寒暖の差が激しい特有な環境下の元、ハチ達は白いハチミツを作り出しているのです。